万治の石仏について調べてみた。― Manji No Sekubutsu(Stone Buddha)
”〇〇が伸びる!?”と噂され一躍注目され話題となった「万治の石仏」。2007年には、みのもんたさんでお馴染み 朝ズバッ!でも取り上げられましたね。石仏誕生にはミステリアスなエピソードが。この記事ではそんな「万治の石仏」をご紹介いたします。
▶︎ 万治の石仏 とは?
諏訪大社下社春宮の近く、砥川に沿って下流の方へ歩いていくと、いましたいました。
「万治の石仏」。
下諏訪町公式HPからコピー&ペーストした石仏誕生エピソードはこんな感じ。
明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、はからずもその石から血が流れ出た。驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立された・・とされているのがこの石仏です。
http://shimosuwaonsen.jp/item/53/
「石から血が流れ出た」
ホラー!!!!!!
え?え?下諏訪で生まれ、そして育った私。(遊ぶところがないので)万治の石仏の背中とか登って遊んでましたけど??????ええぇ????
(助けて)
”〇〇が伸びる!?” 噂の真実は?
みのもんたの朝ズバッ!で紹介されるきっかけにもなりました。万治の石仏は 首 が伸びる、と。
だから・・・
ホラーやないか!!!!!!
ええええぇ???だからおっかないんだって!!!!何事!?!?って、言うか首があったんだね!?!?!?
しかし、首が伸びた理由は 科学的根拠 がきちんとありました。
首が伸びた原因は、この時につけた支柱に水が溜まり、氷になって斜めになり、その繰り返しで頭部が上昇したためだという。修復前に測定したところ、あの石の頭部が正面で4cmで左右は6~7cm上昇したというから、自然の力ってのはすごい。
http://www.hesocha.com/entry/manji
オカルトな理由ではなかったようです。(個人的にはちょっと残念)
しかしながら、はじめに発見された方はさぞ驚いたことでしょう。まさか、石仏の首が伸びるなんて考えても見なかったでしょうから。
1974年、たまたま諏訪大社の御柱祭を見学に来られこの石仏と対面された、画家の岡本太郎さんや、作家の新田次郎さん方が感嘆されたことにより、一躍話題を呼び講演又は雑誌等で全国に紹介され知られることになりました。石仏の「万治」は、この石仏を建立した願主が、万治3年(西暦1660年)と刻まれているところによるものです。
http://shimosuwaonsen.jp/item/53/
まあすっごい人に感嘆されたものです。贅沢ですね。
この石仏は自然石で石質は安山岩、という岩で作られているようです。
身長2.6m、ウエスト11.85m、顔の長65cm、体重は内緒(不明)ということで 彼はなかなかのおデブちゃんです。
万治の石仏は 日本版モアイ像 と呼ばれるほど、なかなかユーモア溢れるお顔(オブラート)をしていらっしゃいます。
どう?
似てますか?
▶︎ 万治の石仏をもっと楽しむ方法
①お参りの仕方を知る
下諏訪観光協会・下諏訪商工会議所が提唱している参拝方法が掲載されていましたので紹介します。
一、正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」 と心で念じる。
二、石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
三、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。
http://www.manji-sekibutsu.com/manji/sanpai.html
約11mある石仏の周りを3周といいますと、結構距離がありますね。団体で観光に行ったりなんかしたら大変です。
「よろずをおさめる」に関するエピソードは長くなりますので割愛させていただきます。気になる方はぜひ こちらをご覧くださいね。
また春夏秋冬でさまざなな顔を見せてくれます。それぞれ趣があって面白いですね。
②万治の食べ歩きMAP
こちらは下諏訪町が出している、食べ歩きマップです。
対象のお店、25店舗でお得になる!という魔法のシールも購入できます。
「1部500円でシール5枚、紹介するお店で使うのじゃ」ってそんなキャラだったの?って感じですけど本当にお得なので下諏訪を練り歩く予定のある方は購入をオススメいたします。
歩くのが手間!という方。
なんと たったのシール1枚でレンタサイクルもできちゃいます!
そんなお得なチケット【販売・お問い合せ先】はこちら
下諏訪観光協会 TEL.0266-26-2102
下諏訪観光案内所 TEL.0266-28-2231
③関連グッズを買ってみる
調べてみると、万治の石仏に関連したお土産がたくさんあるようです。
例えば・・・
…
……
………
「万治パン」と「万治ぱん」に何かちがいはあるのでしょうか?気になるところです。
詳細、お問い合わせはこちらです。
www.manji-sekibutsu.com
いかがでしたか?少しでも万治の石仏に興味を持っていただけましたら幸いです。今回はさらっとした紹介と楽しみ方でした。今後はもっと歴史面にも迫っていきたいですね!
もちこ
(Twitter @shinshu_lovepj)